词穷星人Lama

アカーシャの旅人

(アラジンと魔法のランプ)


砂の海を遥か遠く 足を掬う流砂の底

埋もれたランプの中 悠久の時を廻る


忘却の扉を開け 勇み進む足音

篝火の揺らめく熱が

魔神(わたし)の眠りを覚ます


魔なる地に転がる石よ

その生に何を望む

ダイヤのように輝けるなら

我を解き放て


願われた虚構が紡ぎ出す

旅人を彩るイストリア

切り捨てられた宿命の屍ごと抱き

謳い添え レクイエム

アカーシャの彼方に微睡みて

羅針盤の針を爪弾く

その奇跡さえ、風と流し

やがて 忘れられる時を待つ


霞みがかる月の夜 唱えられた約束

夢に見た「解放」の言が

魔神(わたし)の心を揺さぶる


金のメッキを纒った石よ

この奇跡に何を憂う?

原石のまま、磨かれぬなら

輝けはしまい


切り捨てられた宿命が

亡霊となり嗤う

美しき心のままに

足掻き……また、

藻掻き……ただ価値を磨け


飾られた虚栄を脱ぎ捨てて

旅人は輝く意思となる

磨き上げた宿命の器ごと抱き

謳い添え ファンタジア

晴れすぎた世界の真ん中で

真実の祈りを紡ぎ出す

「その奇跡を永遠に封じ、

君を語り継ぐ守となろう」


願われた魔法が紡ぎ出す

魔神(わたし)を解き放つイストリア

封じられし万年の眠りごと抱

謳い添え フォルクローレ

アカーシャの夜明けに旅立ちて

羅針盤の針のその先へ

この世界中を、果てまで巡り

やがて忘れられる時を待ち

永遠に語り継ぐ唄となれ


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